日本の季節の旬の素材とイタリアをはじめとした地中海周辺諸国の料理を組み合わせたコラボメニューが楽しいスイスホテル南海大阪のレストラン「タボラ36」。
2022年2月と3月は「うまかもん熊本フェア」と題し、熊本のおいしい水と空気、大自然で育った野菜やお肉、果物から海の幸まで熊本×イタリアンを融合したさまざまな料理がブッフェ形式で楽しめます!
うまかもん熊本フェア
レストランの入り口では全国区の認知度「くまもん」がお出迎え。
とここで気になるのが真っ赤な顔をしたミニ熊。
妹ができたか?と思いきや、ちょっと違うらしい。
赤い熊さんは、太郎、次郎、三郎で入口にいるのは三郎だから「S」。
熊本のおいしいいちご「ゆうべに」を全国に届ける役割をしているのだそう。
日本にはたくさんのいちごの品種があり、いちご好きの筆者は毎年いろいろ食べ比べをしていますが「ゆうべに」はお初。
今からデザートが楽しみでなりません。
まずは腹ごしらえ!
熊本は「赤」の果物がおいしい
何から食べようか迷ってしまうほどのメニューが並ぶブッフェ台。
たくさん食べるコツは、おなかがすいているからといって炭水化物やお肉をいきなり食べないこと!
ということでまずは野菜からスタート!
ブッフェ台でひときわ目ををひいたのがビッグなアスパラガスと肉厚のパプリカ、かぼちゃ、茄子が並べられた鉄板。
とにかくアスパラガスが甘くて美味。
シャキシャキとした食感がたまりません!
焼き加減が絶妙な茄子も口の中でとろけるとろける。
そして、真っ赤なパプリカは肉厚でボリューミー。
赤い野菜って見るだけでも華やかでテンションアップしますよね。
ということで、赤といえばトマト!
熊本県はトマトの生産量がトップなんですよ。
通常のトマトの2倍以上もの糖度をもつ塩トマトはイタリア風にアレンジ!
イタリア産モッツァレラチーズと甘味とうまみ、酸味のバランスが絶妙なバジルバルサミコと一緒に食べればもうイタリアン♪
縦長で大振りなミニトマト「アイコトマト」も多く栽培している熊本県。
ミニトマトなのに肉厚ジューシーで食べ応え抜群!
そのアイコトマトを堪能するならラタトゥイユがおススメ!
アイコトマトを贅沢に使っているので、トマトそのものを食べているかのような濃厚な味わいが魅力。
とろっとしているのでごはんと食べてもおいしいかも!
一押しは、タボラ36の名物ローストビーフに添える食べ方!
一枚一枚丁寧に切ってくれるのでとってもやわらかい!
マスタードソースやワインソースもありますが、ここではアイコトマトのサルサをチョイスしましょう!
あふれ出す肉汁とアイコトマトのジューシーさのコラボは口福のひととき。
これを食べるためににブッフェに行きたいと思わせるほどです。
ポークやジビエカツレツも!
ということで続けてお肉シリーズに行っちゃいましょう♪
彩美牛は肉質の締まりに定評がある九州ブランド。
しっかりとした肉の旨味を感じられます。
その彩美牛のうまみをしっかりと受け止めるバンズの甘味がいい仕事ぶり!
一口サイズなのでぺろっといっちゃいますよ。
お次は豚肉。天然ビタミン・ミネラル分を多く含んだ海藻粉末を食べる熊本県産りんどうポークは食べなきゃ帰れない!
すっきりとした甘味のある豚肉なので、スライスしていると上質なハムのよう。
口の中でとろとろとろける柔らかさです。
りんどうポークの柔らかさを堪能するならこちら!
フォークで軽くさしただけで崩れてしまうほどの柔らかさ。
トマトで煮込まれているのでトマトの甘味も感じられる二重のおいしさ。
実はジビエ料理も得意な熊本。
この日は鹿肉のカツレツをいただきました。
ジビエというと肉の臭みや固さが気になるかもしれませんが、臭みはまったくなし。
熊本産の牛や豚を食べた後は少し硬く感じますが、噛むごとに旨味がしみでて食べ応えがあります。
レモンと一緒に食べれば、後味爽やか!
キビナゴ、エビ、あおさの海鮮類を使ったホットミールが染みる!
有明海に面している熊本は海の幸も豊富なんです。
身は小さくても旨味がぎっしりつまった熊本県産のキビナゴ。
フライにするとカリっとした食感ながら中はふわっとした身を感じることができます。
箸休めにポリポリ食べるといいですよ!
味は淡泊なもののさまざまな調味料とあう芝海老はオリーブオイルで煮込むと旨味アップ!
イカの柔らかい食感、エビのカリカリとした食感の違いも楽しめます。
もうちょっとがっつり食べたいというときはこれ。
熊本県産のあおさの香り、甘味、旨味、塩気が感じられる究極のリゾット。
タコをコリコリと味わっていると後からあおさの味が感じられ余韻がすごいんです。
食べすぎ注意なくらい筆者おススメの逸品です。
熊本の麵といえば太平燕
熊本市民のソウルフード「太平燕」も食べられます。
太平燕とは中国福建省の郷土料理で、明治時代に華僑によって持ち込まれたものを日本風にアレンジしたものです。
注文してから作ってくれるのでアッツアッツ。
豚肉とあさりの旨味が凝縮された塩味のスープは体にじんわり染み入ります。
麵は春雨。つるんとしたのどごしが特徴です。
きくらげ、ネギ、卵、かまぼこなどをトッピングすれば出来上がり。
優しい味わいにほっこりするはず。
ちょっと食べすぎちゃったな~なんていうときのお腹休めにぴったりですよ。
芳醇な香りと甘味が特徴の「ゆうべに」を堪能
さあ、いよいよスイーツです。
2種類のチョコレートファウンテンが鎮座するスイーツブッフェ台もこれまた目移り必至!
最初に紹介したゆうべにの伝道師、太郎、次郎、三郎もお出迎えしてくれています。
ゆうべにいちごを堪能するならグラススイーツ。
パンナコッタのとろける味わい、ゼリーのつるんと食感、ゆうべにの果肉が三位一体となった至福のスイーツです。
いちごスイーツの王様ショートケーキは一口サイズで。
ふわふわの生クリームの下はスポンジかと思いきやいちごエキスをたっぷりと染み込ませたフィナンシェのような味わい。
いちごをまるごと楽しめるケーキです。
本物のフィナンシェもいちご風味に。
フレッシュいちごがトッピングされているので、生感覚を楽しみたい人はお見逃しなく!
熊本はいちごだけじゃありません!
ひときわ美しい盛り付けのタルトのトッピングは熊本県産デコポン。
オレンジとみかんを掛け合わせたデコポンは両方のいいとこどり。
甘さと酸味、濃厚な果肉感と爽やかな香りがたまらないフルーツ。
大振りにカットされているのでデコポンをまるごと楽しめちゃいます。
甘さを控えめにしたチョコレートソースとの相性抜群です。
そのほかにもチョコレートマフィン、キャロットケーキ、ティラミスと充実のラインナップ。
チョコレートとカラフルな粉砂糖などをトッピングしてロリポップのように食べるケーキポップシクルは写真映え抜群です。
ストロベリーカクテルフェアも開催中
ちょっとかわいくストロベリーカクテルはいかが?
ストロベリーキッスは、グラスのふちにあま~いストロベリーチョコをたっぷりとトッピング。
ラムとカカオリキュール、ストロベリーシロップをいれた甘い味わいです。
アルコールが苦手な女子には、ストロベリーピューレやレモンジュースをミックスしたノンアルコールカクテルもあります。
※ストロベリーカクテルは別料金
フリードリンクの種類も豊富なのがうれしいポイント。
ブドウ、オレンジ、リンゴ、ニンジン、レモンをミックスしたヘルシーブースターとブドウ、大根、ブルーベリー、ビーツ、サツマイモをミックスした紫色のベルベットは特におススメ!
カフェオレやエスプレッソなどは注文すると持ってきてくれます。
ラテアートをしてくれることもありますよ!
まとめ
おいしい楽しいがつまった「うまかもんくまもんフェア」はスイスホテル南海大阪の36階にある「タボラ36」で開催中。
大阪市内を一望しながら食べるランチは格別です!
【スイスホテル南海大阪 タボラ36】
ブランチブッフェ「うまかもん熊本フェア」
住所:大阪市中央区難波5-1-60 36階
期間:2022年2月5日~8月27日 土日祝限定
時間:11:30~15:00
電話番号:06-6646-5125
料金:大人6,000円、子ども3,000円(税金・サービス料込)