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大阪・関西万博

関西パビリオン多目的エリア内で「ウィメンズヘルスブース」を出展!@大阪・関西万博【6/17~6/22】

更新日:

皆さん、こんにちは。

糖質大好き「蒼望」です。

 

本日も大阪・関西万博へ行ってきました!

暑さが増していますが、この日も多くの人で賑わっていました。

今回取材したのは、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応した「自分自身のいのちと向き合うことができる6日間限定のブース」です。

ではでは、早速パビリオンに向かってみましょう!

 

ウィメンズヘルスブース

大阪・関西万博「関西パビリオン」の多目的エリア内に出展してる「ウィメンズヘルス」ブース。

2025年6月17日(火)〜6月22日(日)の期間限定で、日本の女性たちが抱える健康問題に焦点を当てたプログラムを開催しています。

働く女性の健康課題にも注目し、月経アプリや栄養強化食品の開発にも取り組んでいる一般社団法人ラブテリと、日本酒を中心とした日本文化の発信を行う一般社団法人Miss SAKEが主催するこちらのブース。

 

Miss SAKEは会場でナビゲーター役となり、日本語はもちろん、各国の言葉で展示の説明を行ってくださいます。

美や健康について考え、世界各国の若者や女性と意見を交換し合うことができる、体験型のプログラムが盛りだくさんです。

まずは、自分の健康状態を測定してみましょう。

 

万博の保健室

日本女性が抱える健康課題は、痩せ、栄養不足、骨密度、貧血、低体重など様々です。

会場内では、3種類の健康診断が行えます。

 

まずはヘモグロビン値の測定です。

性別を選択し、小さな機械を小指に挟むと、数値が表示されます。

 

なんとこちらの機械では、0歳6ヶ月の幼児から測定可能なんだそうです!

成人女性では12.1〜16.0g/d、成人男性では13.1〜18.0g/dが正常とされているそうです。

貧血の女性が多い日本では、数値を下回る方もかなりいらっしゃるみたい。

 

自分の数値はうちわに記入して頂けます。

日々の食生活を考える機会にもなるので、ぜひ測定してみてくださいね。

 

続いて、骨密度をチェックします。

裸足になり、機械で足を挟み込んで測定します。

 

40代を過ぎると一気に減少してしまうと言われている骨密度ですが、実は近年、若年層の骨密度の低下も進んでいるんだとか。

カルシウムやたんぱく質、マグネシウム、ビタミンDを食事からしっかりと摂取し、太陽の光をしっかりと浴びることで強い骨を作れるそうです。

 

最後に体組成をチェックしましょう。

体重計に乗り、軽いバーを両手に持って測定します。

 

こちらの機械ではなんと、体脂肪率や筋肉量、体水分量、推定骨量、BMIなど多岐に渡って測定結果を出していただけます。

グラフや図も描かれているため、自分が痩せ型なのか肥満なのか、何が不足しているのかがひと目でわかります。

 

3つの測定を終えたら、万博保健室でフィードバックをしていただけます。

足りない数値を補うための食事や運動方法について個別にアドバイスをもらえるので、今日から健康な生活を実践できちゃいます。

 

レシピ本も閲覧できるので、ぜひあなたにぴったりのお料理を見つけてくださいね。

 

わたしの美のものさし展

世界中の人と美について共有できるのが、「わたしの美のものさし展」のパネル展示です。

自分の好きな体型、なりたいと思う体型のところに出身国のシールを貼って、比較をする、参加型のプログラムです。

OECD加盟国で一番痩せている日本女性はBMI17〜18の体型を好む人が多いようですが、アメリカの女性はBMI21を、ポーランドの女性はBMI23の体型を選択していました。

肩が張っているほうがハンサム、韓国アイドルのような体型が素敵、お尻が大きいほうが綺麗など、世界各国の人が感じる美しさはさまざまです。

 

期間中のシールの数を統計を取り、若者の教育資料とする計画もあるようで、美の多様性を万博から世界に伝える企画となっています。

 

また、日本で初めてとなる月経の実態を開示した展示も公開されています。

普段はなかなか打ち明けられない月経の悩みを、同世代の意見や数値と比較できることで、クリニックを受診する機会にも繋がりそうです。

 

プレコンセプションケアと「最初の1,000日」

期間中は、専門家やインフルエンサーによるトークセッションも行われています。

この日は、Miss SAKEの南さんの司会のもと、一般社団法人ラブテリの代表の細川モモ氏、女医の吉澤先生、三島先生が登壇されました。

今回のテーマは「プレコンセプションケアと最初の1,000日」です。

日本ではなんと、結婚しているカップルの4組に1組が不妊治療を受けているようです。

 

三島先生は、お母さんの栄養が足りておらず、お腹の中の赤ちゃんも小さいまま産まれてしまうことが増えていると話していました。

お腹の中から産まれてくるまで、最初の1,000日間の栄養不足は、その赤ちゃんが成人した際の生活習慣病のリスクを高めるという研究結果があるようです。

この研究は海外だけにとどまらず、日本でも2024年に同様の結果が論文化されています。

日本の若年女性の痩せが、次の世代にも繋がってしまい、悪循環を生み出す恐れがあります。

また吉澤先生は、日本女性の貧血に焦点を当ててお話しされました。

妊娠中に鉄分を投与したお母さんから産まれた赤ちゃんは、貧血状態のお母さんから産まれた赤ちゃんの発育よりも結果が良かったそうです。

産まれてすぐはなかなか摂取できない鉄分は、生後1,000日の脳の発達にも大きく影響を与えます。

ヘモグロビン値は正常だったにもかかわらず、妊娠後期になって鉄が不足してしまった、というお母さんは多いそうで事前対策の必要性を訴えていました。

 

鉄分について細川氏は、お薬では摂りにくいため、できるだけ食事で摂ってほしいと話しています。

赤身のお肉やお魚を中心に摂取するのが一番で、特に成長期の子供たちや月経のある女性たちは気にかけて食事をするべきだとおっしゃっていました。

「痩せ型に憧れる子供が、なかなかお肉やお魚を食べなくて困っている」と相談した女性に対しては、鉄分入りのヨーグルトやシリアルでも良いため、まずは意識して取り入れることが重要だと伝えていました。

 

Miss SAKEトークセッション

そしてこの日は、2025 Miss SAKEと2025 Miss SAKE internationalのトークセッションも開催されました。

Miss SAKEの岐阜代表、兵庫代表、フィリピン代表と、タイランド事務局の担当者によって、「各地の食と若者の健康」について意見交換が行われました。

フィリピン代表のサユリさんによると、フィリピンの若者の多くは、冷凍食品や甘いスイーツが好きで、不健康な食生活になりがちだそうです。

そのような中、野菜やフルーツでビタミンを摂取することを意識して、普段から健康を保っているとお話しされていました。

 

兵庫代表の橋本さんは、ビタミン摂取や日焼け対策に気を使ってお肌を大切にされています。

岐阜代表の中村さんは、プロテインを摂取して強く身体を保つすることも意識されているようです。

 

タイランド事務局のティーケーさんは、タイの若者は和食文化の普及により食生活が改善されていると笑顔を見せていました。

日本酒もタイでは人気が高く、現地の三つ星レストランでも提供されているようです。

タイで有名なハーブは、日本酒との相性が良く、辛いタイ料理と甘みのある日本酒のペアリングは素晴らしいと話されていました。

また、日本はお味噌や醤油など発酵食品に支えられて食が成り立っていますが、海外はどうでしょうか。

フィリピンでは「ブロ」と呼ばれるお米と魚を発酵させた食べ物があるようで日本の麹に似た食材のようです。

またタイでは、ダラと呼ばれるナンプラーに近い発酵食品があり、消化に良い作用をもたらし、パパイヤサラダに入れて使うことも多いんだそうです。

 

日本各地、世界各国の出身者が集まることで、自分にはない知識が得られることも万博ならではの体験ですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

多様性の時代になりつつも、ストレスの多い世の中で、まだまだ課題が多い健康と美。

ぜひ万博に来場した際には、ウィメンズヘルスブースで、自分と向き合う時間を作ってみてくださいね。

 

 期間:2025年6月17日(火)〜22日(日)10:00〜17:00
場所:大阪・関西万博「関西パビリオン 多目的エリア」内
主催:一般社団法人ラブテリ/一般社団法人Miss SAKE

 

EXPO2025 大阪・関西万博

【開催日時】2025年4月13日(日)~10月13日(月)
【住所】大阪市此花区夢洲
【アクセス】大阪メトロ中央線「夢洲駅」直結
【公式HP】EXPO2025大阪・関西万博
【Instagram」@expo2025japan

-大阪・関西万博

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