大阪育ち大阪生まれの元気っ子、「莉乃」です!
今回は、あべのハルカス美術館で開催されているイスラエル博物館所蔵「印象派・光の系譜」にお邪魔しました!
期間は、2022年1月28日から4月3日までの開催!
チケットの値段は記事の最後に掲載してあります。
今回の展示は、50万点にのぼる膨大な文化財を所蔵し、豊かな印象派コレクションでも知られるエルサレムのイスラエル博物館から印象派の名作が初めてまとまって来日!
モネの自信作とされる《睡蓮の池》をはじめ、バルビゾン派からナビ派までの流れの中で、外光から内なる光へと向かった画家たちの「光の系譜」をたどります。
今回の展示は基本写真撮影禁止ですが、6作品が撮影OKとなっていました。
作品の前にカメラマークが書いてあるものが撮影OKです!
今回の展示は音声ガイドがあり、お一人様1台 600円です。
音声ガイドで、展示された絵をより楽しむ事ができます!
音声は榎木 淳弥さんがされています。
時間に余裕のある方は是非!
お借りしてみることをお勧めにします♡
美術館周りの地図はこちらです!
今回は、美術館の取材ということで写真多め作品の良さ、展示の素晴らしさをお伝えしたいと思います
早速展示を!
睡蓮の池
1作品の展示は、クロード・モネ《睡蓮の池》1907年、油彩/カンヴァス、101.5×72.0cm、イスラエル博物館蔵
モネは池の水面に反射する柳の木を描くことで、絵に含まれている情報以外に広がる無限の空間を表現しています。
この絵を見た人は池の周りの光景を想像させることで構図的には平面的でも絵に奥行きが生まれます!
油絵独特の立体感が水面に浮かぶ睡蓮の厚さや青々しさを表現しています。
光の使い方もとっても魅力的、、、、
ウパ ウパ(炎の踊り)
2点目の展示は、ポール・ゴーガン《ウパ ウパ(炎の踊り)》 1891年、油彩/カンヴァス、72.6×92.3cm、イスラエル博物館蔵
ウパウパは、宣教師に数十年間禁止されるほど魅惑的だったそう。
1819年、ヨーロッパのプロテスタントの宣教師によりモラルに反するとして規制され始めてしまいます。
1849年にはウパウパは完全に規制されました。
しかし、そこからタヒチの人々のダンスへの愛から徐々に復活していったようです。
情熱的な火の描写はインパクトがあり目が離せません。
煙の独特な色合いも魅力的です。
プロヴァンスの収穫期
3点目の展示は、フィンセント・ファン・ゴッホ《プロヴァンスの収穫期》1888年、油彩/カンヴァス、51.0×60.0cm、イスラエル博物館蔵
実景を前に描かれた可能性が高いといわれています。
鮮やかな色彩には絵の描かれた日の陽気な気候が現れていると感じました。
青空と鮮やかな黄色い麦畑の対比が印象的です。
日に照らされて輝くリアルな麦色にハッとさせられます。
奥行きを感じさせる配置で今にと太陽のジリジリという音が聞こえてきそうです!
夜のポツダム広場
4点目の展示は、レッサー・ユリィ《夜のポツダム広場》1920年代半ば、油彩/カンヴァス、79.6×100.0cm、イスラエル博物館蔵
当時のベルリンの経済と文化の中心のひとつだったポツダム広場の雨の夜の情景が描かれています。
夜の街は雨、濡れた路面が建物から漏れる光を反射して光源よりも明るく光っており、コントラストが印象的。
反射した光が水面で滲んでいる様子がなんとも切ない気持ちにさせられました。
この時代の街ゆく人は何を想い、どこへ向かっているのか。
冬のベルリン
4点目の展示は、レッサー・ユリィ《冬のベルリン》1920年代半ば イスラエル博物館蔵
私はこの絵が一番お気に入りです!
寒々しく乾いた街並みと人々。
縦の印象が強い作品でそれも少し冷たいような印象を与えてくれます。
ですが、ずっとこの絵を眺めているとザワザワと人の話し声や街の音が聞こえてきそうで、最初の印象とは変わって温かみを感じられたので最も印象に残っていてお気に入り♡
暖色が多く使われているのに寂しい印象に感じられるのが不思議!
光の入り方が素敵っっ!
本当に反射されているよう。
花瓶にいけられた薔薇
6点目の展示は、ピエール=オーギュスト・ルノワール《花瓶にいけられた薔薇》1880年頃 イスラエル博物館蔵
みずみずしいバラの花と、淡く混じり合う背景には透明感と幸福感。
この絵のような女性になりたい(?)
油絵なれではの色合いがなんとも繊細。。
透明感がとっても素敵!
華やかでオーラのある作品。
以上6点が撮影可能な作品でした!
この他にも素敵な作品がたっくさんあって見どころ抜群です!
謎解き×印象派・光の系譜展
今回の展示は謎解きに参加する事ができます♡
クロネコキューブ制作の謎解きを展示室でお楽しみいただくキットが販売されています!
本展の作品解説がついたブックレット(非売品)付きとなっています。
実施期間:2022年1月28日~ 4月3日
料金:1,300円
※キットは美術館チケットカウンターで販売
※入場料は別途必要です。
STEP3まであり、最初は解き進めることができましたが後半は完全に頭を抱えてしまいました(笑)
いただいた冊子の中にはQRコードが貼ってあり、携帯で読み取るとヒントを見ることができるのでご自身のレベルに合わせて楽しむことができます!
絵にあまり詳しくない方の楽しめますし、会話のネタになるのでご家族やカップルで楽しむのにもぴったりだと思います!
まとめ
グッズコーナーも素敵な商品がたくさんありました!
今回の展示のテーマである印象派についての書籍の販売に、、
スヌーピーとのコラボグッズも!
絵画がプリントされたバッグなどがありました!
いかがでしょうか!
息抜きに訪れてみてはどうでしょうか!お勧めですよ!
開催期間:
2022年1月28日~4月3日
開館時間:
火~金/10:00~20:00
月土日祝/10:00~18:00*入館は閉館30分前まで
入館料:
一般1,900円 大高生1,100円 中小生500円