皆さんこんにちは!
季節の中で秋が一番好きなライターの「さき」です!(^^)!
9月に入り、まだ残暑は残っていますが朝晩は少しずつ涼しくなってきましたよね~
私の大好きな秋がどんどん近づいてきています!
今回はちょっとだけ季節先取り!「芸術の秋」にぴったりなイベントを取材してきましたよ~。
大阪市立美術館
やってきたのは、大阪天王寺にある「大阪市立美術館」。
この、レトロで立派な建物が目印です!
同館で、2021年9月4日から10月24日までの間、期間限定の特別展が開かれています。
来年が聖徳太子の没後1400年に当たることを記念して開かれた特別展「千四百年御聖忌記念特別展 聖徳太子 日出づる処の天子」です。
今や名前を知らない人がいない聖徳太子。
1400年という時を経てもなお、人々に親しまれる聖徳太子の信仰の広がりや、太子の生涯を振り返る展覧会となっています。
「聖徳太子は知っているけど歴史はよく分からない…」という方も大丈夫!
展示会の入り口では音声ガイドの貸し出しも行っています。
それぞれの展示物について解説を聞くことができるので安心です。
それでは早速中へ入ってみましょう~
「聖徳太子 日出づる所の天子」
この特別展は大きく5つの章に分かれて展示されています。
第一章は聖徳太子の生涯について。
聖徳太子を模した代表的な仏像や絵伝などを展示し、太子の人物像にスポットを当てています。
こちらは聖徳太子が実際に持っていたとされる古代の刀。
とてもきれいな状態で残っていることに驚きです!
国宝になっている大変貴重な展示物です。
第二章では聖徳太子信仰の広がりについて。
仏教を日本に広めた人物として知られる聖徳太子は多くの人の信仰の対象になりました。
こうした太子進行の中で特定の年齢の姿を表した、太子二歳像や十六歳像など、様々な彫刻作品・絵画などが生み出されていったそうです。
金箔が装飾された美しい絵伝は見ているだけで楽しい♪
まだまだ展示は続きます。
2階へ上がってみましょう!
第三章は、大阪・四天王寺の1400年の歴史について。
四天王寺は推古天皇元年に聖徳太子が建立した日本最古の官寺。
残された様々な宝物を通して、太子の生涯と遺徳を広める活動をしています。
1400年という長い歴史の中で、絶えることのない人々の信仰により何度も再興を遂げてきた四天王寺の歩みを振り返ることができます。
第四章は、御廟・叡福寺と大阪の聖徳太子信仰について。
聖徳太子が眠る御廟(お墓のこと)は、大阪南部の河内にあります。
1400年もの間、聖徳太子が大阪の地で眠り続けているなんて、すごく不思議な気持ちになります。
第五章では、近代以降の聖徳太子のイメージ、そして未来へ、というテーマの展示。
仏教の祖として信仰されている聖徳太子ですが、明治以降は国家の礎を築いたとして紙幣にも登場。
さらに、太子を主人公とする漫画「日出処の天子」がに気を博すなど、聖徳太子は私たちにとってより身近な存在になりました。
こちらは、最も新しい令和に作られた太子像です。
9月4日から17日までの期間限定公開となっていて、その後は非公開になるため、お目にかかれるのは今しかありませんよ!
まとめ
グッズ販売のコーナーでは、この展示会で展示されている宝物をまとめた図録やポストカードなどが販売されています。
他では手に入れることのできない珍しいものばかりですよ!
国宝や重要文化財など貴重な作品が多数展示されている、今回の特別展。
ゆっくりと展示物を見ながら古代に時をはせてみるのはいかがでしょうか?
千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」
大阪市立美術館
大阪市天王寺区茶臼町1-82 天王寺公園内
2021年9月4日(土)~10月24日(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
一般1800円、大学・高校生1200円、中学生以下無料