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特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~ 」が大阪に上陸!@大阪市立自然史博物館【7/16~9/25】

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気づいたときには食われてる!すごいハンター大集合!

この夏、特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~ 」が大阪に上陸!

陸に上がって4億年のうちに多様化したハンター(捕食者)。

本展では、動物が生きていくために必要な営みである「捕食(捕らえて食べる)」に注目し、彼らの顎や歯、ハンティングテクニックなど、様々なハンターの起源と進化を紹介します。

生態系におけるハンターの役割と重要性を解き明かし、ハンターが生きる自然の素晴らしさ、そして地球環境のこれからを考えます。

国立科学博物館が誇る貴重なコレクションを中心に、大型のワニやヘビ、ネコ科の哺乳類、フクロウなどの鳥類、ハチなどの昆虫類をはじめとする多彩な標本展示で構成した科学展覧会の決定版です。

※国立科学博物館(東京・上野)で開催の同展( 2021年3月9日~6月13日)とは、一部展示内容が異なります。

 

本展のみどころ

※本リリースにて掲載の標本画像は、すべて国立科学博物館の所蔵品です。

 

1.超大型から極小なものまでハンターが大集合!

デイノスクス 生体復元モデル

絶滅したものから現生のものまで、哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類、昆虫類が躍動!多彩な捕食者の姿を魅力的な標本展示で紹介します。

超大型のものとしては、白亜紀に生息していた巨大ワニ「デイノスクス」の実物大生体復元モデルを、最新の研究成果をもとに国立科学博物館の研究員による監修で制作し、本展で初公開いたします!

デイノスクスは中生代白亜紀に生息し、恐竜も捕食していたとされる全長 12mにも達する大型ワニ類。強力な顎が生み出す噛む力は 1 ㎠ あたり 1600㎏ともいわれます。

極小なものでは、血を吸うことでさまざまな伝染病を媒介しヒトを死にいたらしめる「蚊」 や、これまで感染した十数例のうち大半が死亡例ながら生態が謎の寄生虫「芽殖孤虫 がしょくこちゅう 」など、人類にとって最強のハンターも登場します。

 

2.貴重で美麗な標本の数々に驚嘆

イリエワニ 頭骨

ハワイの日系二世実業家が後半生をかけて集めた哺乳類の美しい剥製で名高いヨシモトコレクション、テレビの動物番組に出演し人気を博した動物学者・千石正一氏が国内外で採集した貴重な両生類・爬虫類標本の千石コレクションなど、非常に価値の高い標本を展示。戦前のフィリピンで活躍した博物学者・山村八重子氏が所蔵していた超大型の「イリエワニ」の頭骨には、捕獲の際の名残か3発の弾痕が残ります。

国立科学博物館が所蔵する貴重な標本や協力機関が所蔵する重要標本が一堂に会し、ほかでは見ることのできない「捕食者の展示」が実現します!

 

3.大人気のジャンルも勢ぞろい!画像や動画で、生の姿を伝えます

ワシミミズク

「ライオン」や「チーター」などネコ科の哺乳類、「ワシ」や「ハヤブサ」などの猛禽類、暗闇のハンターとしての能力を進化させた「フクロウ」の集合展示など、人気の高い動物標本が展示されます。

また、大小さまざまな種類のワニの展示、特定の獲物しか狙わない偏食のハンター、毒使いのハンターなど、マニアックなテーマで切り分けた会場構成で、多様性に富んだハンターの姿を浮き彫りにします。

さらに、それぞれの生き物の生態がよくわかる画像や映像もふんだんに展示します。

オオスズメバチ

 

展示構成

本展は4つの章で構成されます。

第1章「太古のハンター」

白亜紀の肉食の哺乳類 「レペノマムス・ギガンティクス」化石標本 (複製)

遠い昔に栄え、そして絶滅した生物の系譜を追いながら、ハンターの起源と進化に迫ります。

節足動物と脊椎動物の顎の成り立ちの違いや、中生代に活躍した両生類・爬虫類、新生代の大地に栄えた哺乳類など、太古に活躍したハンターを、化石や骨格標本を通して紹介します。

太古のハンターというと大型肉食恐竜が思い浮かびますが、恐竜が常に生息環境の頂点にいた訳ではありません。本章では恐竜を食べていたと推定されるワニ類や哺乳類などにも焦点をあて、太古の地球の多様性を示します。

ワニは約2億3000万年前の三畳紀に出現して以来、現生までほとんど形を変えずに水辺の生態系に君臨し続けているハンター。

恐竜絶滅後の大地には哺乳類が繁栄しました。

「爬虫類のような哺乳類」という意味の学名をもつ白亜紀最大の哺乳類「レペノマムス・ギガンティクス」は、鋭い前歯と強靭な顎で、恐竜の幼体も捕食していたとされています。

「スミロドン」などがもつ大きな犬歯はハンターの強力な武器です。

しかし実は犬歯の奥にある「裂肉歯(れつにくし)」の進化にこそ、肉食哺乳類のハンターが繁栄した答えが隠されています。

 

第2章「大地に生きるハンター」

本章では、さまざまな地球環境に順応している現生のハンターを展示します。

「水辺」、「森・密林」、「草原」、「荒野(砂漠・岩場)」の4つの生息域ごとに代表的なハンターを紹介するほか、「おびき寄せ・待ち伏せテクニック」や「暗闇」などの切り口で、ハンターの特徴を解説します。

 

第3章「ハンティングの技術」

ハンターは、獲物を狩るために最適な体の仕組みや技術を獲得、進化させてきました。

特別な能力をもつハンター、特定の獲物しか狙わない「偏食」ハンター、「毒」を狩りに利用するハンターなどを取り上げ、その特徴を紹介します。

 

第4章「フォーエバー・大地のハンター」

人間による思慮の無い活動のために数を減らしたハンター、逆に生息域を広げてしまったハンター。

本章では、人間 によって絶滅してしまった ハンターと、外来 のハンターを取り上げ、人間と地球の仲間たちとの持続可能なバランスある関係づくりに向けたメッセージを発信します。

 

開催概要

展覧会名:特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」
会期:2022年7月16日(土)~9月25日(日)
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし8月1日・8日・15日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時 入館は閉館の30分前まで
会場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
交通アクセス:地下鉄御堂筋線「長居駅」南改札口3号出口から東へ約800m
主催:大阪市立自然史博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪
公式サイト:https://www.tv-osaka.co.jp/event/huntersonland/
観覧料:大人 1,800 円、高大生1,500 円、小中生700 円
※未就学児は無料 。
※高大生は要学生証。
※特別展入場料で、大阪市立自然史博物館常設展(当日限り)もご覧 いただけます。
※障がい者手帳 などをお持ちの方は無料(要証明書介護者1名を含む)

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