最近話題になることが増えたカレーパン。
マリトッツォの次はカレーパンだ!とも言われています。
そこで今回は、絶品カレーパンを食べることのできるお店「らーめん・餃子専門店まんねん」をご紹介したいと思います^^
知る人ぞ知る、ラーメン店のカレーパン
本町駅から心斎橋駅までの間を、ドラックストア・アパレルショップ・カフェ・レストランなど様々なお店で賑わわせる心斎橋筋商店街。
その通りのひとつ裏手、ちょうどトラスティ心斎橋を道向かいにしたところに「らーめん・餃子専門店まんねん」はあります。
“まんねん”は、大阪・梅田に本店を持つ創業25年の老舗ラーメン店。
心斎橋店は、そのグループ店舗のひとつです。
老舗ラーメン店と老舗ベーカリ―のコラボ
まんねんの人気メニューは、 とんこつ醤油味の“特製らーめん”。
ブタの頭とゲンコツ(大腿骨)を15時間以上煮込んで作るという本格的なスープの味わいは、多くの人を虜にしています。
このスープをベースに作ったのが、今回ご紹介する “とんこつカレーパン”。
オーナー大成さん:「ラーメンとカレーを融合させたメニューが作りたくて、20年程前にカレーつけ麺を始めました。そのカレーがとても好評だったので、ラーメン店とは別にカレーライスをメインにした店を作りました。麺、ライス、と来て、次はパンにも挑戦したいと思い、オリジナルのカレーパンを作るために試行錯誤を重ねました。中々納得のいくものができずにいたのですが、 “世界パン”のオーナーが協力してくれることになり、今のとんこつカレーパンが完成しました」
「世界パン」は、堺市三国が丘で50年以上愛される街の人気ベーカリー。
まんねんで作ったカレーフィリングを世界パンの職人さんがパン生地に包み、それをまんねんに届けてくれるのだそう。
老舗ラーメン店と老舗ベーカリーの技を融合させて作っているなんて、それだけで食べてみたくなります!
衣がカリカリ!揚げたてとんこつカレーパン
とんこつカレーパンは、注文が入ってからひとつひとつお店で丁寧に揚げます。
フライヤーの中で、熱せられたパン生地がプク~ッと膨らみ、丸い形をさらにまん丸くしていきます。
こんがり黄金色になったらすくいザルにのせ、よく油を切ったら出来上がり☆
おいしさの秘密は旨みたっぷりのトロ肉
ナイフを入れると、衣がザクッと鮮やかな音を立てます。
切り分けたそばから、フワァ~ンと広がるスパイスの奥深い香り。
胃袋がキューンと鳴ります。
大成さん:「中には、独自に配合したスパイス、玉ねぎなどペースト状にした野菜、それと旨みたっぷりのトロ肉を入れています」
トロ肉!名前がすでにおいしそう!それって何のお肉ですか?
大成さん:「トロ肉は、豚肉の軟骨をトロトロに炊いたものです。ラーメンを作る時にも使っていますよ。」
まんねんのとんこつカレーパンは、ゴツゴツの具材を詰め込んだタイプではなく、旨みをルウに濃縮させたペーストタイプ。
素材同士がルウの中でしっかり馴染んでいるので、辛みとコクを感じながらも、全体的にはなめらかで優しい味わいになっています。
これなら、ちいさな子もパクパク食べることができそう!
衣のカリカリ食感と、ルウのなめらかな食感のつくるコントラストも絶妙。
絵本作家”はたこうしろう”さん作のロゴ
テイクアウトの時は、こんな感じのペーパーに包んでくれます。
ロゴは、絵本作家”はたこうしろう”さん作。
かわいいイラストに魅かれて、家族分を一緒に買って帰る人も多いそう。
販売時間は15時~22時(日曜定休)。
1個350円(税込み)。3個だと1000円(税込み)。
予約なしでも買えますが、事前に電話をして予約をしておくと受け取りがスムーズ◎
谷町四丁目の「まんねんカレー」と、天神橋筋商店街の「オムちゃん食堂」でも、とんこつカレーパンを食べることができます。
感染防止対策を施した店内でイートインもOK
もちろんイートインもOK。
アクリルパネルで仕切られたテーブル席で、できたてアツアツを食べることができます。
手元が気になる方は、随所に置かれた消毒液を自由に使えます。
お客様へひと言メッセージ!
大成さん:「ラーメン専門店のまんねんだから作ることのできる、こだわりの新感覚カレーパンです。ぜひ一度味わってみてください!」
“アツアツの揚げたてを食べる”という食のエンタメ体験を、気軽にテイクアウトできるのはカレーパンならでは。
外食しにくくなったぶん、そんなカレーパンの魅力が多くの人の心を掴みそうです。
今回のカレーパンブームは、少し大きくなる予感♪