皆さんこんにちは。
糖質大好き「蒼望」です!
2025年4月15日に開幕を迎える、大阪・関西万博。
パビリオンも次々と完成し、皆さんを迎える準備が進んでいるようです。
今回は、森での冒険を楽しめる「住友館」をひと足先に取材してきました!
ワクワクと発見が詰まった、子供から大人まで楽しめるパビリオンみたいです。
早速、現地に向かってみましょう。
住友館
夢洲駅からすぐ、万博会場の東ゲートを抜けると現れるのは、一面木材で作られたこちらの建築物。
この「住友館」は、住友グループの礎とも言える別子銅山から、約1,000本の木を切り出して作られたんだそうです。
しかもこの木、55年前の大阪万博の際に植えた木たちを使用しているんだとか!!
自然の力を感じる、住友館らしい工夫ですね。
ちなみに、建設後に余った木材は、会場のベンチや階段の材料となっていて、資源を無駄なく活用しているんだそうです。
外観は、いのちや環境の大切さを表現したいという思いから、別子銅山の山なみをイメージして設計されています。
今回のパビリオンでは、いのちを育む森をテーマに、体験型のコンテンツで多様な価値観を表現しているそうです。
それでは、館内に入ってみましょう!
UNKNOWN FOREST
館内に入ると、真っ暗な闇に包まれます。
スタッフさんに誘導され、奥に進んでいくと、たくさんのランタンが出迎えてくれました。
実は、このランタンが、あなたの冒険をサポートしてくれるパートナーなんです!
ランタンの光と声を頼りに、森の入り口へと進みます。
古よりこの森の調和を守り、地球をつないできた「マザーツリー」。
もう少しで命が尽きようとしているマザーツリーの、最後の願いである「いのちの物語を集めること」があなたの使命です。
森には至る所に生き物たちが隠れています。
ランタンをかざして、掛けて、置いて、生き物たちの生活を覗いてみてください。
お子様だからこそ発見できる、足元の小さな生き物や、暗い穴の中でひっそりと暮らしている動物など、多様な価値観を持った生物が共生しています。
この森の中で見つけられる出来事は単なる物語ではなく、実際に日本の森、世界の森で起こっている問題や課題なんだそうです。
単に聞くだけでは忘れてしまう学びを、全身を使って感じてもらうことで、多くの方の記憶にとどめ、現在や未来の課題解決にも繋げてほしいという願いが込められています。
風の音や霧の感覚、土の感触まで、暗闇だからこそより深く感じられる自然の演出を、ぜひ現地で体験してくださいね。
パフォーミングシアター
森を抜けると、大きなシアターに到着します。
幅は約20m、高さは約7.5mの巨大なスクリーンでは、マザーツリーの誕生と、いのちの巡り、そして最後の瞬間を見届ける物語が上映されます。
3層のレイヤー構成になっているスクリーンでは、生き物が飛び出すような仕掛けや、映像と人間がコラボしたダンスなど、一瞬たりとも目を離せない迫力のある演出が繰り広げられます。
グッと心を揺さぶられる壮大なクライマックスをお見逃しなく。
共創プロジェクト「ミライのタネ」
住友館には、いつでも誰でも参加できる共創プロジェクト「ミライのタネ」も実施されています。
住友グループ各社が持ち寄った、最先端の技術や未来への思いを「アイデア」=「ミライのタネ」として、生成AIを活用した独自のプラットフォームを作り上げました。
豊かな未来を作るあなたのアイデアも、スマートフォンやパソコンからいつでも作成することができ、なんと世界中に共有されるんだそうです。
ぜひ、日々の生活で困っていること、「こうなったらもっと良くなる!」ことを発見しながら、あなたらしいミライのタネを発信してみてくださいね。
森のがっこう
会場内では、主に小学生のお子様を対象に、いのちと環境について学ぶ「森のがっこう」も開催されています。
学習を終えたお子様たちは、その場で植林体験もできちゃうんですよ!
しかも、この苗木は、住友館の建設のために切り出した木たちが植っていた跡地で育てられるんだそうです。
50年後、100年後にも日本で万博が開催された際、今回植えられた苗木たちがパビリオンに使用されるかもしれませんね。
UNKNOWN FOREST SHOP
館内にはもちろん、お土産コーナーもございます。
バイオマス由来のインディゴ染料を活用したマルチツールバッグやワインボトルカバー、温度調節樹脂「コンフォーマー」を用いたTシャツなど、毎日の生活で使用できるグッズが盛り沢山。
UNKNOWN FORESTのランタンや、苔を使ったテラリウムなど、森をイメージした商品も取り揃えられていました。
まとめ
いかがでしたか?
森を巡る冒険を通して、いのちや環境、多様な価値観を学べる体験型のコンテンツです。
人気のパビリオンなので、ぜひ予約をして訪問してみてくださいね。